この記事は、沖縄料理教室で大人気レシピの沖縄そばの作り方をご紹介します。
沖縄料理といえば、沖縄そばが有名ですが、学生時代は弁当屋さんの「100円そば」で育ちました。
100円そばとは、麺、葱、カマボコとシンプルな具材が器に入りラップした状態で陳列されています。購入したら、自分でポットに入った沖縄そばのだし汁を注ぐスタイルの沖縄そばです。
温かい沖縄そばが味わえるから学生から大人まで大人気の商品です。沖縄旅行の際は、弁当屋さんに立ち寄るのもおすすめです。2023年8月も100円そばを発見し嬉しくなりました。
さて、沖縄そばのだしは少ない材料(豚バラ肉、カツオ節)で作れることをご存じですか。沖縄そばだしを作りながら同時にラフテーも作れるレシピです。この記事を読むと本格的な沖縄そばをご家庭で楽しめます。
それでは、沖縄そばの作り方をご覧下さい。
沖縄そばだしの作り方
2人前の材料です。こちらをご覧下さい。
《作り方》
所要時間50分~60分
➀鍋にたっぷりの水と豚ばら肉と鶏ガラを入れ、沸騰させて1度ゆでこぼす。
②再びたっぷりの水にしょうが・酒・豚ばら肉を入れて強火でアクを取りながら加熱します。
アクが少なくなり肉が浮いてきたら落とし蓋をして中火で30分ほど煮ます。その際、蓋は肉の匂いがこもるので閉めないで下さい。
③裏返して20分~30分ほど煮ます。つまようじでさし透明な汁がでたら完成です※。
④鶏ガラをとり豚肉だけをゆで汁につけたまま粗熱をとります。冷蔵庫で4時間~1日冷やします。表面の白い脂を取り除いた後にザルでこして、肉と汁に分けておきます。
⑤鰹だしをとります。水400mlが沸騰したら弱火にしてかつお節13gを加え1~2分加熱します。火を消し1~2分おいたらザルでこします。
⑥豚鶏だし350mlと鰹だし350mlと調味料を合せてひと煮立ちしたら完成です。
※濁った汁や赤い血が出た場合は、再度15分~30分ゆでましょう。
【画像付き】沖縄そばだしの作り方
材料は2人前です。鶏ガラ1匹の値段は100円と手軽に購入できます。
冷凍の肉コーナーに置いてあります。
豚ばら肉は500gで500円~800円と値段が高いですがスープで使うだけでなく出汁をとった後はラフテーを作ります。トロットロのラフテーもお楽しみ頂けます。
泡盛を購入する際はアルコール度数30%以上がおすすめ。料理酒でも可能です。
材料
作り方
➀鍋にたっぷりの水と豚ばら肉と鶏ガラを入れ強火で沸騰させます。
②沸騰したらゆでこぼします。
③ザルに取り出し軽く水で肉の表面についたアクや脂を流します。
④豚肉・鶏ガラ・しょうが・酒を入れ、肉がヒタヒタに浸かる位の水でアクを取りながら加熱します(強火)。
⑤アクが少なくなり肉が浮いてきたら中火にして落とし蓋をして30分煮ます。
※フタは肉の匂いがこもるので閉めないで下さい。
⑥裏返して20分~30分ほど煮ます。
⑦つまようじでさし透明な汁がでたら完成です。
※濁った汁や赤い血が出たら再度ゆでます。
⑧鶏ガラをとり豚肉だけをゆで汁につけたまま粗熱をとります。冷蔵庫で4時間~1日冷やします。
※すぐに完成させたい方は、冷やさずにそのまま次の工程に進んでも構いません。注意点として、表面に浮いている油を丁寧に取り除いてください。
⑨1日冷やした状態がこちらの写真です。このように表面の白い脂(ラード)が出るので、丁寧に取り除きます。
⑩ザルでこします。肉と汁に分けます。
⑪鰹だしをとります。水400mlが沸騰したら弱火にしてかつお節13gを加え1~2分加熱します。火を消し1~2分おいたらザルでこします。
⑫豚鶏だし350mlと鰹だし350mlと調味料を合せます。ひと煮立ちしたら完成です。
沖縄そばを完成させよう!
沖縄そばの出汁ができたら次はトッピングです。必要な材料をご紹介します。
沖縄そばのトッピングは5つあります
《沖縄そばのトッピング》
・豚の角煮
・沖縄そば麺
・かまぼこ
・小ねぎ
・紅しょうが
《おまけ食材》
コーレーグース!唐辛子の泡盛漬けです。味を変えたいときに酸辣湯(サンラータン)に酢を入れる感覚で使用します。
沖縄そば麺の代用はコレがおすすめ
沖縄そばの麺はそば粉は入っていません。小麦粉が原材料でうどんに似ています。
沖縄県外では沖縄そばの麺を購入しにくいです。手軽にお店で購入しやすいうどんで代用しましょう。
沖縄そばはコシがないため、讃岐うどんのようなコシが強い麺はおすすめしません。
②の「生麺タイプ細うどん」が沖縄そばの食感に似ています。
代替え食材のご紹介
鶏ガラ:なくても美味しく作れます。
沖縄そばセットのご紹介(ネットで購入)
沖縄県内にある人気店が作るネットで購入できる沖縄そばをご紹介します。
お土産品の沖縄そばセットの中でもダントツの美味しさです!
それが東江そばです。トロットロの柔らかい3種類の肉がゴロッと入っており、生麺を使用しているのでモチモチして食べ応えがあります。沖縄そばだしも出汁がきいており沖縄県民の私が食べても納得する味です。特別な日に大切な人と一緒に「東江そば」を食べのはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、沖縄そばだしの作り方をご紹介いたしました。
ラフテーを作るときに下ゆでした「ゆで汁」を使うのがスープの旨みを引き出すポイントです。美味しいスープを作りながらラフテーも作れるので少ない材料で作れるのが嬉しいですね。
沖縄そばだし以外でもこのゆで汁は、中身汁やイナムドゥチなど沖縄の伝統料理のベースとなります。
その他にも、アーサー汁、ワカメスープ、もずくスープ、玉子スープなど醤油ベースの汁物と相性抜群です。
ぜひ、アレンジして沖縄料理をお楽しみください。
ゆで汁は美味しいダシになります!捨てなるのはもったいないよ!
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